うるちの放課後

だいたい日記に話しかけてる感じのブログ。

友人アゴアゴが癌の手術をしたので、お見舞いに行ってきた。

long ago

「話しがある。」 先日、友人のアゴアゴから連絡が来ました。

本来ならこの話よりも先に、あなたにはわたし自身のことを紹介した方がいいかもしれない!とも思いましたが、それは後の楽しみにとっておくことにしました。時間はきっとありますから、きっと。 だから少しだけ近況のお話にお付き合いください。それから始めましょう。

友人のアゴアゴ

私には学生時代から仲の良い友人アゴアゴがいます。 アゴアゴといっても普段から彼のことをそう呼んでるわけではありませんよ。彼自身が自分の連絡先にアゴアゴと表記しているので、私もここでは彼のことをそう呼ぶことにしただけです。

そんな彼から先日電話がかかってきました。その時わたしは電話をとれなかったわけですけれども、LINEという通信手段で彼から追いメッセージが来ました。

その内容を見てみると「折り返し電話してほしい」とのこと。 わたしは子供が生まれたのかな?それか離婚したのかな?とか考えましたが(彼は既婚者なのです)、とりあえず考えても分からないので用事が落ち着いてから電話をかけました。

すると彼は3コールぐらいで電話をとり、他愛もない話をしてから言いました。「癌になったんだよね」と。驚きはありましたが、わたしはこの病気に少しばかり知識があるのでまずは状況を聞くことに。 どうやら早期発見だったらしい。そして今度手術するとのこと。

まだ安心。早期発見なら、大丈夫かなと思いました。彼も明るく話していましたし。 ただ、その手術でもしもがあると、もう会えないので電話したということだったんです。

その気持ちは嬉しかったですし、わたしは必ず手術が成功するおまじないをしました。

手術は成功

それから数日後、手術が成功したのでお見舞いに行きました。 久しぶりに会ったものですから話は弾みました。仕事のことや、以前に会ったときの彼の失敗など(これは後々お話しするかもしれません)いろんな話をしました。 その中でも印象に残ったのが、なりたい自分についてのテーマです。

「34歳だけど、自分の中ではまだ26歳ぐらいなんだよな~」 「なりたい自分がいるけど、なれない自分がいる」

といった具合。彼は最近こんなことを悩みというか一つの趣味といった程度に考えているらしく、分かるなぁと共感するところもあったりと緩やかな時間のなかで笑いながら話をしました。わたしと彼は、会えばそんなことを感覚的に話したりするのです。とても良い関係です。

そして、気づくことがありました。話してた内容は、生きていく上での未来の話をしていたんだなぁ!と思ったのです。悩みにしろ趣味にしろ、先々の未来があると思えるからこそ出てくる話題。 たぶん、明日もやって来るであろうからできる話。

なりたい自分がいたり、まだまだの自分がいたり、いろんなことでこれからも迷ったり考えたりする。それでも、生きていくからこそ未来について何かを思うことができる。それだけで、わたしは十分じゃないかなとも思ったりします。 本当に彼が無事でよかった!

こんな話を過去のことから未来のことまで、あなたにお話ししていこうと思います。 これからも、よろしくね!

じゃあ、また。うるちより。